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コロナによって、自殺を選ぶひとを出さないためにオンライン相談の拠点をつくりたい

「NPO法人 蜘蛛の糸」の写真
プロジェクトオーナー
NPO法人 蜘蛛の糸
「コロナによって、自殺を選ぶひとを出さないためにオンライン相談の拠点をつくりたい」の写真
SUCCESS!
支援総額
306,000 円
目標額 300,000 円
102%
サポーター
48人
プロジェクトの概要

自殺対策へ今、準備が必要です。

こんにちは。秋田市に拠点を置き自殺予防に取り組むNPO法人「蜘蛛の糸」です。私たちは2002年の創設時から 「常設 」「 面談 」「 無料 」 をキーワードに相談活動を続けてきました。

創設時から行う常設・無料の面談の様子

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現在、新型コロナ感染拡大防止策として、「密閉」「密集」「密接」を防ぐことが求められ、私たちの活動の柱である面談を行うことが大変難しくなりました。

しかし、コロナによる倒産や解雇をはじめ、仕事や子育て、通勤通学をはじめとする日常活動への不安などが、日々の暮らしを脅かしています。

私たちが今、一番心配しているのはこの後、経済状況が厳しくなったとき、秋田県内の自殺者が増えるのではないかということです。

そのためにも、今すぐに自殺予防ネットワークを強化して「コロナ後」に増加が予測される自殺を未然に防ぐ必要があると考えています。

安全に、いつでも相談者に寄り添えるように

新型コロナの感染拡大防止をしながら、自殺予防のための相談活動を行うため、直接顔を合わせずに相談を受けられる「オンライン面談」を導入しようと考えています。

具体的には県南(横手市)、県北(大館市)、由利本荘地区の3カ所に“相談拠点”を開設し、パソコンを設置します。

相談者には、そのパソコンを使ってもらい、私たちと相談者がいつでも安心して話せる態勢をつくりたいと考えています。

オンラインに対応することで、相談者と相談機関双方の感染を防ぐことができ、相談者には、交通費や時間の負担が減り、気軽に相談できるというメリットも生まれます。

今回のクラウドファンディングでは、30万円を目標に支援をお願いします。ご支援はパソコン3台の購入のほか、オンライン相談に特化した相談員の養成費用に充てる計画です。

私たち「蜘蛛の糸」の活動を紹介します

蜘蛛の糸は2002年、理事長の佐藤久男が経営難や多重債務に悩む中小企業経営者の相談を受けるため設立。現在は弁護士や臨床心理士、宗教家、大学・医療機関、行政などと連携して自殺予防活動に取り組んでいます。民・学・官が一体となった活動は「秋田モデル」として知られ、取り組みを拡大、発展させてきたことは国内外で評価されています。

これまでは毎月、秋田市の事務所で「いのちの総合相談会」を開催するほか、県内各地で「出前相談」も行い、悩んでいる人の相談に耳を傾けています。

岩手県釜石市で被災地支援活動を行いました

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専門の研修を受けた弁護士や司法書士、臨床心理士ら計21人が相談員として一人一人の相談に対応しています。

2018年からは高校生ら若者の自殺予防のため、無料通信アプリLINE(ライン)を使った相談窓口も開設しました。

これまでに県内外のべ6千件の相談を受け、一緒に解決の道を探ってきました。

秋田県の自殺の現状…改善傾向を止めないために

秋田県の自殺者数は2003(平成15)年の519人をピークに減少を続けて、一昨年は199人、昨年は200人と約60%の減少となりました。この間に2014年と2018年に自殺率ワーストを2回返上しています。

現況を、経済の急激な悪化で国内の自殺者が3万人超に急増した1990年代後半と重ねてみる専門家もいますが、働き盛りの世代がより大きな痛手を受けた当時と比べ、コロナ禍は県民の幅広い層に影響が及びます。抱える問題は人それぞれで、複雑に絡み合っていることが多く、多様なケースに応じられるよう、各分野の相談態勢を整えなければいけません。

私たちの活動の特徴は 弁護士や臨床心理士、宗教家、大学・医療機関、行政などが連携して自殺予防活動に取り組んでいるというところにあります。

理事長の佐藤(写真右)は、自殺対策に取り組む「秋田ふきのとう県民運動実行委員会」の会長として活動しています

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相談者の悩みは経済、健康、家庭生活など多岐にわたります。そのような悩み事にさまざまな立場の人たちが、ただ「秋田県の自殺者数をゼロにしたい」という気持ちで一致団結し、立ち向かってきました。民・学・官が一体となったこの取り組みは「秋田モデル」として、高く評価していただいています。

自殺対策に国境はない
自殺対策に取り組む韓国忠清南道の関係者とも交流しています

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「蜘蛛の糸」には「秋田モデル」を構築した経験と知見があります。これまで積み重ねてきた経験を生かし、ヒト、モノ、カネ、そして知恵を結集して、コロナ後の県民のいのちを守る活動を進めます。今後は、当面の目標を「自殺者数150人以下」(ピークの70%減)に設定して活動します。

皆様のご支援で、一人でも多くの人が「自殺」の道を選ばないように活動していきます。どうぞお力添えをお願いします。

支援は6コース

【3000円】お礼の手紙と書籍コース 

お礼の手紙

「死んではいけない」佐藤久男・著(ゆいぽおと発行)

 

【5000円】樺細工の箸コース 

お礼の手紙

「死んではいけない」佐藤久男・著(ゆいぽおと発行)

樺細工の箸(1膳)

 

【5000円】樺細工LEDキーホルダーコース 

お礼の手紙

「死んではいけない」佐藤久男・著(ゆいぽおと発行)

樺細工LEDキーホルダー(1個)

 

【10000円】樺細工カードケースコース 

お礼の手紙

「死んではいけない」佐藤久男・著(ゆいぽおと発行)

樺細工カードケース(1個)

 

【10000円】樺細工湯飲みコース 

お礼の手紙

「死んではいけない」佐藤久男・著(ゆいぽおと発行)

樺細工の湯飲み(1個)

 

【10000円】ラベンダーの香りコース 

お礼の手紙

「死んではいけない」佐藤久男・著(ゆいぽおと発行)

美郷町オリジナルの白色ラベンダー「美郷雪華」のルームフレグランス(30ミリリットル、1本)

NPO法人 蜘蛛の糸
https://www.kumonoito.info/index.html

自殺率全国一の秋田県で、「県民のいのち」を自殺から守りたいという使命感のもとに2002(平成14)年から自殺予防活動を展開している。活動の初期は、中小企業経営者の自殺予防に特化していたが、相談体験の蓄積と相談員の増加によって、ワンストップの相談機関を創設。現在は、秋田県全域の相談を行っている。面談による無料の相談活動、シンポジウムや勉強会の開催、自殺対策に関する提言活動などに取り組む。

リターン
【3000円】お礼の手紙と書籍コース
支援額
3,000 円
  • ・お礼の手紙
  • ・「死んではいけない」佐藤久男・著(ゆいぽおと発行)
支援口数
12 口
【5000円】樺細工の箸コース
支援額
000,000 円
  • ・お礼の手紙
  • ・「死んではいけない」佐藤久男・著(ゆいぽおと発行)
  • ・樺細工の箸(1膳)
支援口数
14 口
【5000円】樺細工の箸コース
支援額
5,000 円
  • ・お礼の手紙
  • ・「死んではいけない」佐藤久男・著(ゆいぽおと発行)
  • ・樺細工の箸(1膳)
支援口数
18 口
【10000円】樺細工カードケースコース
支援額
10,000 円
  • ・「死んではいけない」佐藤久男・著(ゆいぽおと発行)
  • ・樺細工カードケース(1膳)
支援口数
4 口
【10000円】樺細工湯飲みコース
支援額
10,000 円
  • ・お礼の手紙
  • ・「死んではいけない」佐藤久男・著(ゆいぽおと発行)
  • ・樺細工の湯飲み(1個)
支援口数
1 口
【10000円】ラベンダーの香りコース
支援額
10,000 円
  • ・お礼の手紙
  • ・「死んではいけない」佐藤久男・著(ゆいぽおと発行)
  • ・美郷町オリジナルの白色ラベンダー「美郷雪華」のルームフレグランス(30ミリリットル、1本)
支援口数
6 口